北の国から

お届けする雑記

人を見た目で判断するのはどこまで許されるのか。

人を見た目で判断してはいけないとかよく聞きますよね。

しかし、その一方で「人は見た目が100パーセント」みたいな作品があったりね。 

(ドラマは見てないけど差別的ではなくてポジティブな内容だったと記憶している。)

結局どっちだ!!

って感じですけど恐らくその答えは人それぞれなのだと思います。

世の中は見た目至上主義なのか

テレビでは芸人たちが見た目で笑いを取ったり、いじられたりといったやり取りが多い(教育に悪そうだよね)。そのうえ就職面接では見た目が優れている方が有利といった内容の風説が流れていたり、世の中は見た目が全てだと考えている人が一定数いるのだと思います。

でも、全員がそのように考えている訳ではないと思うんですよ。

見た目が全てだと考えている人がいるとすれば、自分の外見に自信があり他者より優れていると思いたい人か、自分の容姿は棚に上げてもマスメディアに影響されやすい周囲に流されやすい人なのではないでしょうか。

自分の周囲の人間を見るにそのように思います。

そもそも価値観は人それぞれ違うものだし、
人の価値は美醜で決まるものではないと思うのです。

見た目は変わりやすい

どんなに美しい人でも年老いれば、しわも増えるでしょう。顔立ちはともかく若者と比べられれば仕方のない事が多くなります。

老化だけでなく、事故や病気の影響もあるでしょう。

元々どれほど優れた容姿の人でも顔面を損傷する怪我を負えばそれまでとは別人のように変わってしまう場合もあると思います。

自ら望んでいないにも関わらず、ハンセン病や疱瘡などを患った人でも見た目で判断されなければいけないのでしょうか。

 

高校の頃、倫理の授業で荘子万物斉同について進めていた時に先生がこんな話をしていた。

死体解剖医の知人がいるらしくその知人が言うには、美しい顔をした女性だろうが、とても美しくは見えない中年の男性だろうが顔の皮膚を一枚めくってみれば全く同じ筋肉をしていて同じなので、普段の生活から他人の顔は同じように感じられるようになってしまったらしい。

 

普段気にしているのが皮一枚の違いならとてもくだらない。

比べるものではない

私の中では「見た目は比べる為のものではない」という結論が出ました。

就職面接やらで評価されるのは身なりふさわしくを整える事が出来るか、清潔感を出せるかという箇所を見ているのではないかなぁと思う。

見た目で判断するべきなのは、その人らしさではないでしょうか。

どのような服が好きなのか、どのような自己表現をしているのか。

他人をダサいwとか罵る人もいるかもしれませんが、ダサい格好がその人の思想かもしれないしそれだけで嘲る理由にはならないと思う。

 

大多数の人は承知している事だと思いたい。