北の国から

お届けする雑記

祈り虫の来訪。カマキリvsわたし。

これは8月31日の晩の出来事である。

「はあぁぁぁぁぁぁ!化け物がいる・・・」

冷蔵庫の中の食料を取りに来た弟が
冷蔵庫上部の梁を見ながら声を上げた。

何?化け物だと?

何のことかと思いつつ弟の目線の先に顔を向けると・・・

 

!?

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ひぃぃぃぃぃぃ!!

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わたしはあまり虫に詳しくない。
しかし頭の中の記憶と照らし合わせた結果こいつはカマキリではないかと推測。
こんなに近距離で見るのは人生初なのである。
家の中だけど。

そう、ここは家の中なのである。
我が家はマンションだが1階ではない。一体どうやって入ってきたのかと思ったが
このように天井にはりついていられるということは
壁を登ることなど朝飯前なのだろう。
あのように壁に張り付く事ができるとははじめて知った。

 

弟は触りたくないと拒絶しそそくさと部屋に帰ってしまった。
田舎育ちの母もさすがに「ちょっと触りたくない」と拒絶。
わたしもちょっと触りたくない。
父は不在。
まあ、すぐに窓から出て行くだろうとそのままにすることに。

 

 

ゴキブリでなくとも家の中で虫をみるのは恐ろしい。
そういえば、10年程前、角部屋で湿度が高いためか我が家には
テントウムシがよく出ていた。
カメムシもごくたまに出ていた。
しかもこの前はゴキブリもどきがでた。
我が家はゴミ屋敷ならぬムシ屋敷だろうか。
テントウムシがヨーロッパでは幸運の象徴とされていることは知っていたが
テントウムシを見るなり体がのけぞってしまう体質になってしまった。

 

 

家の中でカマキリを見るなんてなにかのメッセージなのではないかと思い
調べてみた。

胸の前でカマをそろえている様子が祈っているように見えるため「祈り虫」
とも呼ばれているそうです。英語でも「praying mantis」とよばれるそうな。

ということでスピリチュアルな意味としては願いが叶う前兆なのだという。
・・・本当?

 

 

窓からすぐ出て行くかなと思ったんですけれども今月の2日までいました。
気が付くとドアの上部に移動していて、体がやや茶色になっていました。
帰れなくなったのだろうか。

そろそろ自然に帰ったほうがいいんじゃないかと思いカマキリを見つめてみると、
カマキリはまるで「帰りたい・・・」と訴えるかのようにこちらを見つめてきました。

素手でさわるのはちょっと嫌だったので
飛び乗ってくるかとティッシュの箱を近づけてみたところ
飛び乗ってきたのでそのまま玄関まで運んで逃がしました。

カマキリin我が家3泊2日にて完。

カマキリは何処から来て何処へ行くのか。
自然界でも元気でな。

 

それでは。