こんにちは。
この前ネット上でこんな記事を見ました。
これ、つまり今まで顧問である教師には部活動の指導に必要な資格などを要求してこなかったという事でもありますよね。
精通した分野でなければ人に教えるということは難しいと思うのですが、このような制度を設けずに今まで部活動をやらせていたというのは恐ろしいことだと思います。
「部活動指導員」を制度化したとしても、部活動に関する問題は他にまだ山のようにあるのではないかと思うのです。なので、もういっそのこと部活動は廃止すればいいのでは?と考えている過激派がわたしです笑。
え?部活動が無くなったらスポ根系の漫画も無くなるかもしれないから困るって?
マガジンで連載中の「ベイビーステップ」みたいにスポーツクラブ所属の学生が主人公の漫画を増やせばいいんじゃないですかね?
では、わたしが部活動は無くてもいいと考えている主な理由を書きます。
入りたい部活がない場合もある
部活動って強制入部しなければいけない学校もあるんですけど、進学先の学校に入りたい部活が無かった場合どこかに諦めて所属するしかないんですよね。
仕方なくはじめた事が思いがけず楽しくなることもあるかもしれませんが、そんな人は少数派ではないかと。
帰宅部のようになっている部活に入るという手もあるかもしれませんが、それだと尚更のこと部活動を強制する意味がわからないですよね。
ちなみにわたしの通っていた中学は3つ下の弟が在学中に柔道部が無くなったそうです。柔道部に所属していた子は別の部活に入り直したとか。
少子化で生徒数が減る一方で部活動の数は増やせないのにどこかに所属しなければならない。これはおかしいと思います。
いくら義務教育だからとはいえ選択肢がかなり狭い中から無理やり何かを選ばなければならないのはおかしい。
尚、岩手県の中学校の部活動の強制加入率は驚異の99%越えだそうです。
クソだね^^(by岩手県民より)
中学生は色々なことを経験するべきだと思う
部活動は基本的に3年生で引退するまで1つの部活動を続けます。
何か1つのことに懸命になるのはとても素晴らしいし、いい経験値になると思います。
だけど、中学生はまだ色々なことを経験してもいい年代なのではないかと思うのです。部活動をしている全員が一流のアスリートになりたい!!と願うガチ勢ではないはず。
スポーツをする楽しさだったり、文化に触れる喜びだったり、広く浅く取り組む事で気付くのではダメなのでしょうか。
部活動の時間は長すぎる。練習メニューを黙々とこなす事の出来る忍耐力はつくかもしれないけれど、ゼロから何かを生み出すという創造力を現状の部活動を通して身に付けるのは非常に難しいのではないでしょうか。
忍耐力は日頃の宿題とか課題をこなす事で養成可能だと思うのですが。
むしろ部活動をしている時間が長すぎるせいで創造力なんか養う時間なんてないのではないだろうか。様々なものに接する事の出来る機会を持てるほうが見識が広がっていいと思うのです。
部活動指導員の確保は難しいのではないか
副業みたいな感じになるのかな。思春期で多感で難しい10代を相手に教えたいという人物はそう多くないのでは?
部活動指導員1人あたりの人数が多すぎると怪我につながるプレーとかも見落としてしまいそうだし、複数人採用しなければ意味がないと思うのですが人員は集まるのだろうか。
部活動というものに人材を集めるのでは無く、地域のスポーツクラブを活性化させて希望する生徒が所属するという形でいいんじゃない?ダメ?
はい。以上がわたしが部活動は不要だと思う理由になります。まだたくさんあったはずだけど今日はこのくらいで。
ネット上でも部活はもう必要ないという意見が多くなっているのに、いつまでこの旧態依然としたあり方を続けるのでしょうか。
部活動指導員の設置の制度化だけで諸問題がよくなるとは思えない。
部活動のあり方は地域によって大きく異なるゆえに全国的に問題になり難いのかと思うのですが、もっと多くの人に考えていただきたい問題だと思っています。