こんにちは、
ほーです。
「文庫Ⅹ」をついに購入
先週末、駅ビルの本屋さんで このようなものを見つけました。
「文庫Ⅹ」通信
全国的な広がりを見せている文庫ⅩのPRのためのチラシです。
ご自由にどうぞ!って感じで文庫Ⅹの近くに置いてあったので頂いてきました。
文庫Ⅹは気になりつつも未購入だったので、このチラシを読んでいたら購売意欲が
むくむくと膨らんできまして、
ついに購入!!
ぱんぱかぱーん/
買ったのは実は昨日。早く買ってブログにあげようと思っていたのにトロトロしていて気付いたらもうこんな日付。ひどいありさまです。
買わねば。と思ったのはチラシを読んで一層と中身が気になったのはもちろんですが
今週の9日金曜日に文庫Ⅹの中身が公開されるというのが最大の理由です。
中身を明かすのかぁ、ずっと文庫Ⅹとして売ればいいのに、と一瞬だけ思いましたが
ネット上でもいつまでもネタばれがないままな訳がないので公式に公開するのが
良いのでしょうね。
まんまと店側の術中にはまっている感がありますが、
こういうイベント事には乗っかるほうが楽しいということに最近気が付いたところ
だったので
「くそ・・・買わされたぜ・・・」
というよりも
「いい本を知るきっかけをくれてどうもありがとう」
という気持ちで買いました。
著者によるトークイベントの整理券も配布中とのことだったので
一枚頂いてきました。
「文庫Ⅹ」ってそもそもなに?
「文庫Ⅹ」をそもそも知らない。という方のために。
「文庫Ⅹ」というのは、ある本の別名です。さわや書店フェザン店が
名づけ親にして発起人。
上に載せた画像のように元のカバーやタイトルは隠された状態で販売されています。
代わりに書店員のこの本に対する熱い思いが確認できます。
この奇抜な販売方法が功を奏したようで、この本の売り上げも伸びた上に、
この「文庫Ⅹ」としての売り方は全国の書店に広がっています。
さわや書店フェザン店twitterによると現在約5000冊を売り上げているとのこと。
さわや書店フェザン店について
ちなみに、さわや書店というのは盛岡を中心として存在する岩手のローカルな本屋さんです。幼き日は全国にあるものだと思っておりました。(もちろんない)
フェザンというのは盛岡駅の駅ビルの通称です。
そこの1Fにあるのでフェザン店です。
フェザン店には書店員による手作りの凝ったPOPがたくさんあって楽しいです。
ただ、通路がちょっと狭い。
英語学習本フェアみたいなのがあった時には
このような手作りの冊子まで配布されていた。
「ほしいものがほしいわ」とは糸井重里氏による西武百貨店のためのコピーですが
ほしい本がほしいわ、という時にはさわや書店フェザン店に行けばなにかしら見つかります。
皆様も岩手までお立ち寄りの際はぜひ覗いてみてください。
「文庫Ⅹ」の正体を考察してみる
見るもの全てを考えさせる「文庫X」。
わかる情報から正体を考えて見ましょう。
まず、カバーの全文がこちら
さわや書店入魂の一冊!
申し訳ありません。僕はこの本を、どう勧めたらいいか分かりませんでした。
どうやったら「面白い」「魅力的だ」と思ってもらえるのか、思いつきませんでした。だからこうして、タイトルを隠して売ることに決めました。
この本を読んで心が動かされない人はいない、と固く信じています。
500pを超える本です。怯む気持ちは分かります。
小説ではありません。小説以外の本を買う習慣がない方には、ただそれだけでも
ハードルが高いかもしれません。それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです。
これまで僕は、3000冊以上の本を読んできました。その中でもこの本は、少しでも多くの人に読んで欲しいと心の底から思える一冊です。
この著者の生き様に、あなたは度肝を抜かれ、そして感動させられることでしょう。
こんなことができる人間がいるのかと、心が熱くなるでしょう。
僕らが生きるこの社会の不条理さに、あなたは憤るでしょう。
知らないでは済まされない現実が、この作品では描かれます。
あなたの常識は激しく揺さぶられることでしょう。あなたもこの作品と出会って欲しい。そう切に願っています。
ここまで読んでくれた方。それだけで感謝に値します。本当にありがとうございます。※もし既にお持ちの本であった場合、返金いたしますのでお申し出ください。
文責:長江(文庫担当)
ここからわかることは
・面白い
・500pを超える本
・小説ではない
・810円
・このような仕掛けをしないと普段は中々売れない
ということくらい。考えてみたけれどもさっぱり分からない。
ページ上部がギザギザしているのと紐のしおりが付いていることから、新潮文庫かなと
いうところまで絞り込むのがわたしの限界。
カバーの文章だけで分かった人はいないのではなかろうか・・・。
「文庫Ⅹ」の正体を知っての感想
家に帰ってカバーを外し「文庫Ⅹ」の正体を知った時の私の最初の感想
「これは・・・知らない本だ!!」
でした。笑
タイトルをググってみたところ、私が知らなかっただけで巷では結構有名な本らしいですね。しかし、このような機会がなければ手に取って実際に読もうとは思わなかったようなジャンルの本でした。
昨日買ったばかりでまだ読んではいないのですが、内容を知った今では「読みたい」
という気持ちよりも「読まなければいけない」という気持ちになる本です。
こうして本を買ってみるのも乙なものですね。
公式twitterでの発表は9日17時30分とのことです。
皆様も「文庫Ⅹ」のうちに手にとってみてはいかがでしょうか?
それでは^^