今週のお題「私の『夏うた』」
こんにちは。
先週も先々週も今週のお題をテーマに書こうと思ってたんですけど、2週連続で気付いたら木曜日になっていました。
今もこうしてギリギリの時間に書いています。
明日やろうはばかやろう。
しかし今日はこうして書いているので自分を褒めたい。
夏うた
これまた自分には難しいお題だと思ってしまった。
というのも私は好きな曲は年中聴いているからである。
しばらく考えていたけど、あった。ありました!!
moumoonの「Sunshine girl」だー。
CMで知った
「あー、その曲知ってる!!」とすぐに答えてくれる人はあまりいない気がする。
でも聞いた事があるという人は多いと思う。
化粧品のCMで使用されていた曲だからだ。
アネッサというSPF度の高い日焼け止めのCMで使用されていた。
紫外線を恐れる事なく夏を楽しもう。的なメッセージを込めて作られたのだと思う。
たしかmoumoonのこの曲が使われていたのは2010年だったはず。
リアルタイムでこのCMを見た記憶はあるのだが、2010年はこのCMも曲もあまり好きではなかった。
高校受験を控えた中3の夏で、部活も最後の大会を控えた夏で、しかも学校自体も全く楽しくもない。
初めてこの曲を聴いたのはそんな夏だった。
部活動は自分で進んで参加していたつもりでいたけど今思うとイヤイヤ参加してたのだろうとわかる。自分の正直な気持ちは自分でも分からなくなる時があるものなのだろう。
当時の私は無理をして頑張る自分に満足していたのかもしれない。
今はとんだ時間の無駄でしかなかったと思う。
あれだけ同じ時間を過ごした部活の同級生とも今では会いたいとすら思わない。
素敵な曲になった時
そんな屈折しまくってベコベコな中3の夏はむしろ鬼束ちひろの「月光」とか聴いている方が気分は落ち着いていた。
「Sunshine girl」みたいな明るい曲を聴いても
「そんなフワフワした気分になんてなれねぇよ!!(怒)」
みたいな心境だった。
曲に八つ当たりとは随分心が荒んでいたのだろう。
その後無事高校に受かった。進学した高校は自由でとても楽しかった。
友人も気のいい人たちで毎日気持ちが穏やかでいた。
高1の夏に再びテレビで観たアネッサのCMはとても魅力的に見えた。
曲は違うけれど映像は同じだった。
ジブリのヒロインみたいな雰囲気の蒼井優をまた観たくなってYouTubeで過去のものも含めてCMで見るようになった。
高1の夏に再び聴いた「Sunshine girl」はとても素敵な曲に聴こえた。
穏やかな気持ちで暮らす事が出来ていたからだろうか。
幸せは自分次第だと昔も今も思っているけど、この曲を聴いた後はどんな幸せも享受できる気がした。
はじめ、好きな曲は年がら年中聴いていると書いたがこの曲は夏以外はほとんど聴かない。
冬はもちろん、春も秋も滅多に聴くことはない。
夏ソングということもあるけれど、夏に聴くのがいちばん鮮やかに、あの頃のごく普通だったけれど満ち足りた日々をを思い返す事が出来る気がするのです。
幸いな事に今も自分はこの曲を聴いて素敵だと思える。
これから先もそう思える自分でいたい。
2012年verのCMも良い!!曲は星野源。