北の国から

お届けする雑記

黒い悪魔の来訪。ゴキブリvsわたし。

こんにちは、
ほーです。

 

昨日の晩、もうそろそろ寝ようかと思って布団を敷こうとしていたところ
黒いなにかが素早く目の前を横切っていきました。


え、なんだあれ・・・?
もしやあれが噂のゴ○キブリ?
いやいやいや、わたしの部屋は汚くないし・・・。


違うことを祈りつつも
近くにタブレットが置いてあったので、つい反射的にそのタブレットを手に取って
黒いなにかに向かって叩きつけてしまったんですけれども

多少よぼよぼになっただけでまた動き出したので、ドアストッパーとして使っていた
かわいいピンクの1kgダンベルを黒いなにかの上に乗せてみました。
(しかし1kgではつぶれないし、死ななかった)

動きを制限している隙にタブレットではない殺傷力の高そうな武器を探し
近くにあった週刊少年マガジンを得物として黒いなにかを仕留める事にしました。

ダンベルをつまみあげたところ、ようやく開放されたといわんばかりに
よぼよぼと動き出したんですが、さすが虫。

よぼよぼしていても高速でわたしの目の前から姿を消しました。

黒いなにかがわたしの目の前から姿を消して、
その代わりにわたしの心に去来したのは

仕留めきれなかった悔しさと

静かで冷たい恐怖

 

でした。

そもそも
その虫の正体は分からずじまいで、黒くて早いコガネムシみたいなかんじだという印象だったんですけれども、
もしやあれはゴキブリではないかという疑念が頭から離れずただ、
恐ろしくなりました。

この出来事以前のわたしは
「なぜ、世の人々はゴキブリをそこまで恐れるのか」
と思っていました。

なぜ、恐ろしいんだろう、
たかが虫なのに、と。

しかし、
今なら分かるのです

 

 あれは恐ろしい。

 

なぜ、恐ろしいのか。

ゴキブリは一匹見つけるとあと100匹はいる。といいます。
自分の預かり知らぬところで大型の虫が室内で増殖し続けているのではないか、
という不気味さ、

ミミズのようにスローな動きの虫ならともかく
高速すぎる動きのために目撃しても仕留め切れないのではないか、
という怖れ。

虫が怖いとか苦手とかそんなのとは関係ない恐怖なのだ。


これは自分の家で奴を目撃した者でなければ分からない恐怖でしょう。

わたしの目の前に現れたのはゴキブリでない事を祈りつつ・・・。

 

 

それでは・・・。